本人確認が求められる背景

本人確認が求められる背景

以前はクレジットカードの申込は、金融機関の届出印と口座番号があれば、あとは申込書に記入して投函すればよかったが、2003年1月6日からそうはいかなくなった。「本人確認法」が施行されたために、銀行、証券会社、保険会社、郵便局はもちろん、クレジットカー'ドに・関しても、申込をする際には、本人を確認する公的な書類が必要になったからだ。

 

銀行系カードや信販系カードのように申込書を書いて郵送する場合には、運転免許証、パスポート、保険証など、本人を確認する書類のコピーを同封しなければならない。また、スーパーや百貨店のカウンターで直接申し込む流通系カードの場合には、それらの書類を提示する義務がある。

 

申込のたびに本人確認させられては、気軽に「カードを10枚作っちゃった」といったことはできなくなる。なぜ、こんな面倒なことが始まったかというと、それはテロとの関連である。2001年9月n日の同時多発テロでは銀行に偽名で口座を作り、資金を送金していたテロリストの存在が問題になった。そこで金融機関のマネーロングリングを防止しようという気運が高まり、銀行をはじめとする金融機関での本人確認の徹底が行われた。その波がクレジットカード業界にも及ん
だのだ。

 

もう一つが個人情報保護法である。2003年5月に成立した個人情報保護法が、2005年4月には個人情報を取り扱う事業者にも対象を広げて完全施行された。企業に個人情報を得る際の利用目的の通知や本人から求められた場合の個人情報の開示義務などが課される。これによって、力1・ド会社、消費者金融会社は、会員を集める際に個人情報の利用目的を告知する義務が生じるなどさまざまな制約が発生する。消費者からの開示請求が増えるとみられ、新しい課題となっている。

クレジットカードホルダーの質問。電子マネーがクレジットカードより便利なところは、 使用時にクレカと違いサインを必要としないという、お手軽さがあると思いますが、コンビニでの支払い時はクレカもサインを必要としないので、コンビニにおいては電子マネーがクレカよりもお手軽で便利という事は当てはまりませんよね?

答え。あと、クレジットカードは審査が必要ですが、プリペイドの電子マネーは事実上無審査ですし、年齢制限も緩いですね。あと、クレジットカードは利用承諾が事実上必要ですので決済にちょっと時間がかかるのがネックです(QUICPayは毎回利用承諾を取らないことで時間の節約を図っているフシがあります)。